燃料費などの高騰を受け、きょう（９月２０日）から仙台市に続き、宮城県内全域でタクシー運賃が値上げされます。これで初乗りの上限はこれまでより７０円上がり「７５０円」となります。

県内のタクシー運賃は、仙台市内と仙台市以外の県内全域の２つのエリアごとに決められていて、このうち仙台市内についてはすでに今年５月から値上げされています。

仙台市を除く県内全域はきょうから値上げとなり、東北運輸局によりますと、普通車で、１．２キロメートルまで「６８０円」だった初乗り運賃が「７５０円」に。加算運賃も、「２９４メートルごとに９０円」から、「２９３メートルごとに１００円」に引き上げられます。

タクシー運転手
「会社も大変で従業員も大変だから、この値上げは妥当じゃないかと思いますけどね」

この値上げは、燃料費や人件費などの高騰に伴うエリア内の７割のタクシー事業者からの申請を受けて、東北運輸局が審査の上、決定したもので、仙台市以外の運賃改定は２０２０年１２月以来となります。